
鉢管理をしていると、厄介なのが鉢の中に生えてくる雑草です。
鉢内に生えた雑草の除去は、作業性が悪く、大変な思いをしている方は多いと思います。
一般的には、鉢植えの雑草対策といえば、バークチップなどのマルチング資材を土の表面に敷く方法があります。見た目もよく、土の乾燥を抑える効果も期待できますが、鉢の数が増えるとそれなりに費用がかかりますし、マルチングをしていても隙間から雑草が生えてくることがあります。
そこで、私が行っているコスパが良く、実用的な方法を紹介します。
それが、「防草シートを鉢に使う方法」です。

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防草シートというと、庭や通路などの雑草対策に使うイメージがありますが、鉢の土の表面を覆うように使うことで、鉢植えの雑草対策にも利用できます。
そんな、「防草シートを鉢に使う」ことのメリットや注意点を紹介し、実際に作業してみたいと思います。
防草シートを鉢に使うメリット
コスパに優れている

鉢植えの雑草対策では、鉢ごとにマルチング資材を用意すると、鉢の数が増えるほど費用もかかります。
一方、防草シートはメートル単位で購入できる商品が多いため、必要な分だけカットして使えます。
鉢の大きさに合わせて防草シートをカットすれば、1枚のシートから複数の鉢に使うことができ、1鉢あたりのコストを抑えやすいのがポイントです。
水やり頻度の減少

土の表面をシートで覆うことで、土からの水分の蒸発を抑える効果も期待できます。水持ちがよくなるための水やり頻度を減少させることができます。特に夏季など、渇きやすい時期に効果を発揮します。
防草シートを鉢に使う注意点
固定するピンの選定

土の入れ替えや植え替え、固形肥料を与えるときなどは、防草シートを一度外す必要があります。そのため、ピンは簡単に抜き差しできるものを選んだほうが作業性がよくなります。
安価な金属製のピンは、使用環境によってはサビが発生して扱いにくくなることがあります。鉢で繰り返し使うのであれば、プラスチック製など、抜き差ししやすい固定具を選ぶのをおススメします。
防草シートの「透水性」

防草シートは製品によって水の通りやすさが異なります。透水性のある製品も多くありますが、すべてのシートが同じ性能ではありません。
透水性が低いシートを使うと、水が土に均一に入りにくくなり、シートの上を流れて鉢の端に偏ってしまう可能性があります。
実際に鉢を使用する際は、シートの透水性を確認しときましょう。
防草シートを鉢に使う作業
では、実際に作業していきたいと思います。
用意するもの

・防草シート
・ハサミ
・シートピン
・マジックペン
・メジャー
・木工用コンパス(推奨)…使用しているものは、極細マッキーぐらいしか使用不可
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鉢の直径を測る

まず鉢の内径(内側の直径)を測ります。
土の充填量は、鉢の8割程度なので、鉢の内径より短くなりますが、一部重ねる部分がありますので、1~2cm長く見積もっときます。
木工用コンパスを調整

木工用コンパスを内径+αの半分(半径)に、調整します。
製図

木工用コンパスで円を描いていきます。
防草シートの加工

作図通りに、ハサミで切り取ります。(下手ですいません)。
切り込みを入れる

中心に向かって切り込みを入れ、中心付近で十字の切り込みをいれます。
切り込みをいれることで、微調整が容易になります。
土の調整

鉢内部の土を、内部から外側に向かって水が流れるように、中心部を高くします。
施工後、水が満遍なく広がるようにします。
防草シートの調整

鉢に防草シートを施していきます。
大きく作成していますので、余った防草シートの部分を重ねます。

シートピンの固定

シートピンを固定していきます。
重ねた場所から施工するとやりやすいです。
以上で、完成となります。
まとめ

防草シートを鉢に使う方法、いかがでしたか?
多少隙間がありますので、完璧に雑草をなくすことは難しいですが、それでも、管理の手間を、圧倒的に減らせますので、是非試してみてください。
また、見た目に違和感がある方は、この上からマルチング資材を使用することもできます。(コスパがいいかはおいとて)
すこしでも、この記事を読んでいただいた皆様が、鉢栽培の手間を減らせればと願っています。
