本記事では、ゲラニウム レッドロビンの特徴や、実際に育ててみたレビューを紹介します。
また、季節ごとの様子を交えながら、地植えや鉢植えでの成長記録を写真でまとめていますので、参考になればと思います。
ゲラニウム レッドロビンの特徴

ゲラニウム レッドロビンは、フウロソウ科の耐寒性宿根草です。
名前の通り、葉に1年中、赤みが入ることが特徴で、特に気温が下がる秋から冬にかけて、ブロンズレッドのような色合いに変化します。一般的なゲラニウムは緑葉の品種も多いため、花だけでなく葉色も楽しめるカラーリーフ系の品種です。
花はピンク色で、ゲラニウムらしい小さな5弁花を咲かせます。開花期は5月から7月ごろ。草丈は25~35cmほどとコンパクトで、花壇の縁取りやグランドカバーにも利用できます。
もうひとつ特徴的なのが、季節による地上部の変化です。夏の高温期には生育が弱まり、地上部が枯れてなくなることもあります。秋から春先にかけても地上部が少なくなる場合がありますが、宿根草なので株が生きていれば、翌春には再び芽吹きます。
また、ゲラニウム レッドロビンは寒さに強く、水はけのよい場所を好みます。日なたから半日陰まで対応しますが、夏の高温多湿は苦手なので、暖地では夏に強い直射日光を避けられる場所が適しています。
個人的レビュー:おススメ度 ★★★☆☆
一言でいえば、「赤色はレアだが、細い茎が徒長気味に成長する」という、植物です。

まず気になるのが茎の細さと広がり方です。茎は細く、横方向に長く伸びるため、株全体がまとまりにくく、場合によっては徒長しているように見えてしまいます。
さらに、葉が密集して茂るタイプではないため、茎の広がりが目立ちやすい印象です。コンパクトにまとまった草姿を期待していると、少し扱いにくさを感じるかもしれません。
管理するときにも注意が必要です。茎が細く折れやすいため、剪定や周囲の植物の手入れをするときは慎重に作業する必要があります。特に、株元や茎に触れる機会が多い場所では、気を使います。
植栽方法としては、単独で植えるよりも、ほかの植物と組み合わせた寄せ植えのほうが使いやすいと思います。ほかの植物の葉の隙間から、レッドロビンの赤い葉をのぞかせるように配置すれば、細い茎や株の隙間も目立ちにくくなります。ただし、蒸れには弱いため、植物を密集させすぎないことが大切です。風通しを確保できる組み合わせを考える必要があります。
また、夏に地上部が枯れてなくなることがあるため、1年を通して葉色を楽しめる植物ではありません。特に、秋は気温が下がって葉色の変化を楽しみたい時期ですが、夏に地上部がなくなってしまうと、秋のカラーリーフとしては楽しめなくなります。
とはいえ、ゲラニウム レッドロビンの赤い葉色は、ほかの宿根草ではなかなか見かけません。赤い葉を持つ低木はありますが、宿根草で年間を通して赤みのある葉を楽しめる品種は限られています。そのため、カラーリーフとしての個性は際立っています。
個人的意見だと、青色の次に赤色は貴重だと思っています。
植える場所や周囲に組み合わせる植物によって見え方が大きく変わるため、どこに植えても扱いやすいタイプではありませんが、赤い葉色を生かした植栽を考えられる人向けの、少し上級者向きの宿根草だと思います。
基本情報
■科名:フウロソウ科
■【植物名】品種名:【ゲラニウム 】レッドロビン
■草 丈 : 20cm以上
■株張り : 30cm以上
■耐寒性 : ◎
■耐暑性 : △(上部が消えることがあるが、地下茎は生きている)
■備 考:
成長記録








※随時、追加予定
